台湾探訪記 悲情城市の町並み
修学旅行気分でパチリ。どこかで見たような懐かしさを覚える..たたずまいの小道が続くのじゃ。...おい翔さんよ、煙草はいかんぞ。

九ふんは山道を登ったところにある。ここからの見晴らしも最高じゃぞ

おやぢ:さあ、今日はホウ・シャオシェン監督の悲情城市という映画のロケ地でも有名な、「九ふん(イに分)」へゆくぞ!

オヤ美:ここ台北からも近い観光名所らしいわね。あら翔さん、また爆睡してるわね。どうする?

おやぢ:とりあえずやっかいじゃから、そのままにしてお...ガシッ!!←おやぢの足首をつかむ音

トミーズ翔:おまえら、俺をおいて○×△□....。

おやぢ:うむ、寝ぼけて何しゃべってんのかわからんが、とりあえず行きたいようじゃな...。

オヤ美:九ふんへは、MRTじゃなく、台湾を縦断するこの自強号に乗って行くのね。MRTと違って、列車もなんか、風情あるわね!(列車の様子はここ

おやぢ:そうじゃな、ここから瑞芳駅まで約1時間、お手軽な観光スポットじゃわい。それ、ページの都合上、もう着いたぞ!

トミーズ翔:ほほぉ〜、ここからバスに乗って行く訳だな。...ってたまには俺にもしゃべらせろや!!オイそこのおっさん、ここから何分くらいで着くんだ?

バスに乗っていたおじさん:「九ふんには9分でつくよ!」←実話です

オヤ美:ありがとう、おじさ〜ん!そうか、戦前生まれの人は、日本語が話せるのね。しかもギャグも冴え渡ってるわ!どこかのおやぢとは大違い。

おやぢ:フン!バスで曲がりくねった山道を行くのはかなりスリルがあるが、もう着いたようじゃぞ。

本通りをはずれた高台から見下ろす景色は落ち着きがあっていいぞ!
通りは観光客でたくさん。当然ご飯もたくさん食べられるのじゃ
最近ではこんなお店も、うーむ、ちょっと風情が...

オヤ美:へえ〜、なんか台湾なのに、昭和レトロな感じの町並みなのね。駄菓子屋とか、雑貨、オカリナ屋さん...。なんとも風情あるのねー。

おやぢ:じゃろ?この通りを歩いているだけで、懐かしさにつつまれるかんじじゃ。その場でアクセサリーを作ってくれる板金屋さんとか、手作り感覚なものもたくさんあるぞな!

:ここの階段を降りて行くと、例のオメエの言ってたロケ地かなんかに着くんだろ?

おやぢ:そうそう。ここ、この前じゃ!「悲情城市」はトニーレオン主演で、映画祭でもグランプリを取った悲情、いや非常に良くできた映画なんで、見てほしいんじゃ!

オヤ美:この上には喫茶店もあって、山の上からの風景を見ながら御茶を堪能できるのね。最高だわ!...ちょっと、他と比べると値段がはるみたいだけど....。

おやぢ:この地点を中心に右手に進むと、これまた風情のある住宅地へとでるんじゃよ。まあここは観光地ではないのじゃが、ここの雰囲気もぜひ味わってほしいぞな..。

ロケ地としても有名なこの階段、豎崎路。記念撮影をする家族連れがたくさんおったな。
ここでは食事も堪能できるのじゃ。雰囲気あるのう。
台湾には犬がいっぱいおる。どこを見つめておるんじゃ?
侯孝賢監督の別の作品「戀戀風塵」の看板も。この映画も大好きじゃ。
見晴らしのいい喫茶店もあるのじゃが、値段が...まあそんなものじゃな。 向かって右に長く歩くと、情緒溢れる通りを目にすることになるぞ。 台湾の街角でも目にしないような門構え、観光地ではないがここもよいぞ。